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カテゴリー: 体験記

体験記 T・G様 40代男性

体験記は実際に八王子健康管理センターをご受診いただいたお客様にご協力いただき
このセンターで体験されたことを文章にし、ブログへ掲載させていただく
コーナーとなっております。

 私は3年前から八王子健康管理センターで健康診断を受診しています。
永年の不摂生がたたり、BMIは27もあり腹囲にいたってはもうすぐ3ケタという状況でした。
血液中のコレステロールや中性脂肪の値も極端に高く、毎年3ヶ月後の再検査が指示されていました。
 当然、メタボ予備軍として認定され、特定保健指導の「積極的支援」の対象となりました。
最初は正直気乗りがしなかったのですが、どうせやるなら気合を入れて本気でやってみようと考え
1回目の保健指導に臨みました。そこで、保健師の方に様々なお話を伺いました。
半年間の目標を一緒に考えて設定し、その目標を達成するために必要な行動を決めました。
食物別のカロリー表と共に、体重・腹囲を毎日計測するためのメジャーとグラフ記入表を
渡され、その日から毎日自分を見つめる戦いがスタートしました。
もちろん、食事の質と量を変えることと、できる範囲で運動量を増やすこともかなり意識して
取り組みました。
 何度もめげそうになりましたが、3ヶ月に1度の保健師の方との面談で勇気づけられました。
「着実に成果が出て来ていますよ」という言葉に励まされ、様々な疑問に1つ1つ丁寧に
お答えいただきました。私の家族構成や取り組んでいること等を覚えていていただいたことも
驚きでした。
 そんな生活も3年間続けてきた結果、先日の再検査でついに「卒業」出来ることになりました。
BMIは24まで下がりましたし、3年前と較べると体重は9kg、腹囲は10cm減りました。
コレステロールや中性脂肪も正常値までもう一歩のところまで来ています。
これも3ヶ月ごとの再検査と保健指導を受け続けたことと、医師と保健師の方の温かいご支援のおかげと心より感謝しています。
ありがとうございました。

今回ご協力いただいた方は、二次検査と特定保健指導で当センターを
ご利用いただいた方です。
ご協力いただいたT・G様。ありがとうございました。

体験記 K・I様 60代 男性 その4

 3時間程過ぎて目が覚めた時は、医師から「大丈夫ですよ。早期でしたから転移の可能性はほぼありません」との言葉を聞き、家族の安心した顔を見ながら病室へ入りました。
 術後の3日間はさすがに寝返りも辛いのですが、4日目位からは全然痛みも無く「なあ~んだ、こんなもんか」と一人で強がりを言っている自分がいました。
 しかし今から思えば、健康診断のありがたさが良くわかりました。
 手術前の時々絶望感を覚えたりした事は何だったんだろうと思っている今日この頃です。
 通常通り仕事に復帰し、先日も健康診断※⑦を受けました。手術で胃を3分の2切ったせいか体重※⑧が10kg下がり今は快適で、血圧、血糖値も下がり正常になりました。 

 自営業や個人で仕事をしている人は、忙しい、時間が無い※⑨など言い訳ばかりで健康診断を受けず、病気が発症し重病になったり、命を失ったりしている人が多くいると思われます。
 また、昨今個人情報の関係で、会社の健康診断(料金が会社負担)でありながら、結果表の提出を拒む人もいるとの事ですが、定期的な健診またその結果に素直になる事によって、より健康的に生活していけるのではないかと思います。
 ありがとうございました!!


※⑦:紹介先病院からの返信がいただけると、治療を受けられたことはわかりますが、実際に治療後初めて健康診断・人間ドックを受けに来ていただき、元気な姿を拝見できると非常に嬉しく思います。

※⑧:K・I様の場合、昨年の健診時はBMI(Body Mass Index;体格指数)が基準を超えていましたが、約10kgの減量により正常範囲内となり、内臓脂肪の減少に伴い血圧及び血糖値が正常化したと考えられます。
胃の病気を克服した上に、血圧、血糖値の改善をももたらした事は本当に素晴らしいと思います。

※⑨:健康診断・人間ドック及びその再検査・精密検査は、時間がかかる上に苦痛を伴うものもあり、非常に面倒に感じられるかもしれません。
しかし、万が一その1年に1回の数時間を省いた事によって、病気の発見が遅れて命を縮めてしまったとしたら、省いた時間の何倍もの時間を失う可能性もあると考えられます。
定期的な健診・人間ドックを病気の予防、早期発見、早期治療に活用していただければ幸いです。

体験記 K・I様 60代 男性 その3

 こうなれば、模範となる患者になってやるとの心境で受診予定の病院へ連絡※④し、一路帰宅の途につきました。
 家に着いてもなかなか病名※⑤は言えなかったのですが、隠す事もできないので「今日、ガンと言われたよ」と一方的に話したところ別に取り乱しもせず、とにかく早く※⑥病院へと言うことで心配した程ではありませんでした。
 さあそれから手術迄の期間の考える事は、故郷の友や、人間の命のはかなさ、これまでの人生の大切さ、色々な事が、よく言われる走馬燈のように駆け巡りました。

 6~7回の通院の後、いよいよ2月22日に手術です。
普段、特に会話もない長女と長男も来ています。
もしかしたら俺は・・・・・・・と思うと切ない感じで家族の顔が見られません。
それも束の間、いつの間にか眠り込んでしまいました。


※④:病院によっては、曜日ごとに担当科や担当医が異なっていたり、初診でも予約が必要となったりする場合がありますので、お電話で確認されてからの受診をお勧めいたします。
 紹介状については、かかりつけの病院や過去に受診したことのある病院など、決まっている場合は、その病院宛ての紹介状をお書きします。
 しかし、決まった病院が無く、突然の告知に戸惑う方も多くおられますので、決められない場合は病院を指定せず紹介状をお書きします。無理にその場で受診先を決定する必要性はありませんので、帰宅されてから受診する病院を検討していただきたいと思います。

※⑤:昔は医師と家族で話し合い、どのように患者さんにお話しするか、またはしないか検討したものですが、今後は御本人が家族にどう打ち明けるか悩まれるという逆のケースが多くなると思われます。

※⑥:数日や数週間の単位では病気が進行する可能性は低いですが、治療ができるような総合病院や大学病院などでは、治療及び治療前の術前検査の予約が混み合っている場合があります。
 また、治療の為の長期的なお休みを取るとなると、お仕事との兼ね合いもあると思われますので、初回は早めに受診していただき、余裕を持って治療計画をたてていただくことをお勧めいたします。